経歴
18歳のとき、吉祥寺にあるトリミング学校に入学。
ここでの6年間は、トリミングの技術やAHT（アニマル・ヘルス・テクニシャン）などを学びました。
4年後からは、この学校でスタッフとして勤めながら、さらなる技術や知識を習得しました。
※アニマル・ヘルス・テクニシャン･･･動物衛生看護師の資格
在学中は交換留学制度を利用してアメリカのジョンナッシュアカデミーへ。
マンハッタン・ケンタッキーの2校で、アメリカのスピードクリッピング技術やトリミングなど、貴重なノウハウを学びました。
参考：NASH Academy
アメリカではインターグルーミングコンテストへの2回の参加を経験。
学校代表（団体戦）で3位、個人で2位という成績を収めました。
参考：Intergroom
日本のトリミング競技会でも学校で勝ち進み、代表で本部大会（全国大会）に出場しました。
4年連続の代表は私一人です。
全国大会でも毎回 入賞しておりました。
トリマー歴は30年超。ハンドラー歴は約30年です。
通常のトリマーもショートリマーも同じだろうと思っていたら、現実は違いました。
カットなどの方法も大きく異なり、恥ずかしい思いをした経験は数知れず。
ショーのプードルカットはまた違う意味で難しかったですね。
ブリーダーを始めたのはショーをスタートしてから。26歳のときでした。
日本国内で買った白いプードル「アグちゃん」が私の初めての犬です。
この子をチャンピオン犬に育て、お産も2回ほど経験。
次第に他の犬も飼ってみたいと考えるようになりました。
このときアメリカ留学中に先生がドッグショーをしていたことを思い出し、国外での購入を考えたのです。
当時の日本はアメリカからの輸入がほとんどでした。
例に漏れず私もアメリカから買いつけました。
ブローカーからアメリカとオーストラリアの犬を購入したこともあります。
ショーに出陳してチャンピオン犬にし、ペットとして飼っておりました。
インスピレーションのこだわりについてもぜひ知っていただきたいです。
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